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特集

JAグループ愛知の天候に負けない米作りへの取組

気象の変化が米の品質低下をもたらす要因 (愛知県農業総合試験場研究文献引用)

水稲品質向上・収量安定対策

今後も高温が続くことが予想されています

今後も高温が続くことが
予想されています

玄米の品質の低下が危惧されていますので施肥管理と水管理にご注意ください。
 

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斑点米カメムシの防除を心がけましょう。

斑点米カメムシの防除を
心がけましょう。

今年は過去10年間で最も多くカメムシが確認されています。出穂期に入ると、さらなるカメムシの飛来が予想されます。

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(1)稲作期間の気温は上昇傾向にある!

5月〜9月平均気温(愛知県平坦部)

愛知県平坦部の稲作期間(5月から9月)の平均気温は、近年上昇傾向にあり、この20年で1度近く上昇している。

(2)乳白米は出穂期の高温が原因
  1. (1) 平均気温が27℃を超えると登熟障害が発生し品質が低下する。
  2. (2) 出穂後20日間の気温が27℃を越える年が多い。

出穂後 20日間の平均気温の推移

外観品質に強く影響する出穂後20日間の平均気温は、極早生品種、早生品種で27℃を越える年が多い。特に、2010年の場合、8月15日前後の出穂が最も高く8月30日出穂まで27℃より高かったことから、極早生品種から中生品種の出穂期前半まで登録期間初中期に高温の大きな影響を受けたと判断された。

(3)高温の米は整粒歩合が低い

出穂後20日間の平均気温と整粒歩合との関係(N=222)

全玄米サンプルの整粒歩合は出穂後20日間の平均気温が上昇すると低下する傾向がみられた。このことから、2010年は、品種に関わらず、夏季の高温により外観品質が低下したと考えられる。

※愛知県農業総合試験場作物研究部にて検証された内容の抜粋

JAグループ愛知は夏期高温に負けない米作りを目指すために全力で取組みます
水稲品質向上・収量安定に向けた取組み
  1. 1. 水田の土作り及び適正施肥の再啓蒙活動の実施
    1. (1) 土壌診断に基づく土づくり指導
    2. (2) 愛知県農作物の施肥基準に基づく施肥指導
  2. 2. 夏期高温障害対策技術確立に向けた試験研究の実施
    1. (1) 愛知県指導機関とJAグループ愛知が共同で近年の夏期高温に適応した施肥技術の開発に取組んでいます
    2. (2) 夏期高温対策に資する可能性のある資材の試験に取組んでいます
  3. 3. 夏期高温対策に資する可能性のある品種の確認
  4. 4. 斑点米カメムシ類防除の徹底へ取組みます
  5. 5. 取組み成果の報告

取組体制のイメージ

米作りは土づくりから ― 水稲は土の力で作る
土壌診断は土づくりの指標です。
土壌診断結果をもとに不足する成分は土つくり資材で補いましょう。

水田の土づくり資材一覧(抜粋)

分 類 商品名 主な成分
水田省力型
土壌改良資材
10aあたり施用量:
60〜100kg
農力アッププラス ケイ酸15 鉄10.9 腐植酸12 アルカリ32
大地の祭り ケイ酸21 鉄11 腐植酸12 アルカリ36
農力アップ ケイ酸20 鉄12 アルカリ45
農力アップ田助 ケイ酸19 鉄10 加里2 アルカリ32
土力アップ ケイ酸20 鉄12 アルカリ45
一般土壌改良資材
10aあたり施用量:
160〜200kg
ミネカル ケイ酸13 鉄25 アルカリ45
S−ミネカル ケイ酸10 鉄26 アルカリ47
水稲が一番吸収する成分はケイ酸です(10アール当たり100〜120kg吸収します)。
中干し以降に吸収が高まります。不足しないように施肥しましょう。

水稲ケイ酸質肥料(抜粋)

商品名 主な成分 標準施肥量(10aあたり)
けい酸加里プレミア34 けい酸34 加里20 苦土4 基肥時 60kg
中間追肥30〜40kg

詳しい商品紹介はこちら

適正施肥に向けて(あなたの施肥量は足りていますか?)

昔から「水稲は地力で作る」と言われていますが、たい肥などが安定的に施用できない場合は地力が低下していきます。 しかし、地力と一緒に収量も低下させるわけにはいきませんので、地力の低下分を肥料にて補うことが必要となります。
皆さんは目標収量を達成するのに十分な量の肥料を施用しているでしょうか?
食味(タンパク質含量)を意識しすぎて施肥量を控えていませんか?
JAが指導している栽培暦や愛知県の施肥基準を見て確認してください。

品種別施肥量(愛知県農作物施肥基準より)単位 : kg/10a

品種 目標
収量
kg/10a
移植栽培
(基肥+追肥)
(全窒素
施用量)
全量基肥栽培(ひとまきくんシリーズ)
全層施肥 側条施肥 乾田直播
窒素
施肥量
ひとま
きくん
施肥量
窒素
施肥量
側条
エース
施肥量
窒素
施肥量
乾田直
播くん
施肥量
あきたこまち 480〜
510
9 8 57 7 29 8 20
コシヒカリ 8 7 50 6 25
(30※1
7 18
みねはるか 510〜
540
9 8 57 7 29 8 20
ゆめまつり 10 9 64 8 33 9 23
あさひの夢 10 9 64 8 33 9 23
大地の風 11 10 71 9 37 10 25
あいちのかおり 10 9 64 8 33 9 23

※1 側条ネオエース2号の場合の施肥量

※愛知県の施肥基準は地力中庸な水田(培養窒素3〜4r、全窒素0.13%)を前提としている。たい肥などの腐植資材が定期的に施用されていない水田の場合は地力が低下していることが予想されるので、施肥基準よりも施用量を増加する必要がある。

※ひとまきくんシリーズの窒素保証成分

商品群 窒素成分 商品名
ひとまきくん(全層用) 14% あきたこまち用早生用早生用118標準中生用
 側条エース 24% あきたこまち用早生用標準中生用
 側条ネオエース2号 20% 側条ネオエース2号早生用
 乾田直播くん 40% 早生用標準中生用
品質向上・収量安定対策に向けた取組
地力窒素と施肥窒素量と品質・収量の関係について県下全域で試験調査

愛知県の水田土壌の実態を調査した結果、pHの低下、地力窒素の低下傾向が伺われた。また、愛知県での高温障害は基部未熟が多く、窒素追肥試験の結果から、特に後半の窒素供給不足が、高温障害を助長する要因になっていた。
そのため、県下で普及している全量基肥肥料の後半の溶出を、もう少し遅らせることにより、高温障害がやや軽減されることが明らかとなり、全量基肥肥料を改良することとなった。
また、施肥実態の調査から、水稲の吸収量に見合う施肥がされていない地域もあり、高温障害を助長したり、地力低下の要因にもなることから、25年度は、施肥量の改善試験を実施していくこととしている。

夏期高温障害対策に資する効果を期待する資材の効果を確認

高温による乳白米発生のイメージと対策資材

成分名 期待する効果 資材名
ケイ酸 ケイ酸が根の活性を高め、水分の吸収を多くすることで、葉の蒸散が盛んになり葉面温度を下げる効果も期待できます。 ケイ酸加里プレミア
農力アッププラス
カリ カリは作物体で合成される炭水化物を子実への転流を助けます。 ケイ酸加里プレミア
カルシウム カルシウムはカリ同様に炭水化物の子実への転流を助けます。 硝酸石灰
農力アッププラス
高温になると水田に有害な硫化水素ガスが発生し根痛みが起きますので、鉄が硫化水素と結合し無害化します。 農力アッププラス
ゼオライト 土壌の保水性・通気性など物理性を改善します。 また、保肥力を向上します。 ふりかけくんZ

詳しい資材紹介はこちら