先輩職員の声

畜産部 畜産課 養豚担当

吉川 拓磨
Takuma Yoshikawa

入会7年目 応用生物科学部 生産環境科学卒業

現在の業務

 私の現在の業務内容は養豚生産者への肉豚生産のサポート、JAの飼料が未利用または一部利用にとどまる生産者への飼料推進を、JAの担当者の方と協力して進めることです。実際に生産者の豚舎内に入らせてもらい改善した方が良い点などのアドバイスをしたり、生産数値や出荷データをまとめて、生産者の成績が少しでも上がるにはどうしたら良いかを考えたりする業務を行っています。また、食肉市場や食肉部と協力して、消費者に喜ばれる豚肉を作ってもらえるよう日々考えています。養豚生産者に安定した経営をしてもらうために日々業務を行っています。

これまでの業務の中で大変だった事、嬉しかった事

 大変だった事としては自分の不手際から生産者から信頼されなくなってしまい、飼料の利用を止めると言われた事です。一度信頼関係がなくなってしまうとなかなか回復しないことを実感しました。こうなる前に生産者からの要望にしっかりと応えて、困っていることを把握しておく必要があると思いました。畜産部は生産者との直接的な対応も多いのでやりがいがある部分でもありますが、大変な部分でもあります。
うれしかった事としては逆に生産者から信頼されて、紹介していた飼料を利用してもらえるようになったときです。飼料は年間何百tも使用することになり、養豚経営の費用の中で一番多くの割合を占めるため、生産者にとって飼料の選択は一番慎重になる部分です。価格や品質も重要ですが、担当者として信頼関係を築いていかないとなかなか変えてもらえない部分だと考えています。

経済連を選んだ理由

 大学では畜産を学んでおり、将来的には愛知県の農業、畜産業に関わる仕事がしたいと思っていました。大学3年生のときにJAあいち経済連にインターンシップに行って、愛知県の農業、畜産の発展に大きく関わっていることを知り、私も働きたいと思いました。

趣味・休日の過ごし方

 趣味は身体を動かすことです。休日はジムや自宅でトレーニングを欠かさず行っています。日々の業務では身体を動かす機会が少なく、どうしても運動不足になってしまうので、休日にしっかり身体を動かし、健康に気を付けています。筋トレは努力した分だけ成果が出るのでやりがいがあります。また、時々中高生を相手に柔道をやっています。柔道は幼少期から継続してやっており、日々成長していく子供たちと一緒にするのは非常に楽しいです。機会があれば社会人大会にも出てみたいと思っています。

就活生へのメッセージ

 働く場所は多くあり、就職活動はとても悩ましい時期かと思います。ただ自分にうそをついた就職活動はしない方が良いと思います。面接では自分という人間を前面に出して挑んでもらいたいです。それで採用されたということは必要な人材だったという確たる証拠になると思います。
就職してから後悔しないように企業について良く調べて、いろいろな人に相談すると良いと思います。頑張ってください。

先輩職員の1日

ある一日のスケジュール

7:00 起床
その日の推進場所に応じて30分ほど前後します
8:15 出社
メールチェック、新聞を読む、豚枝肉相場確認
9:00 推進資料、打ち合わせ資料の作成、印刷
10:00 JAにて生産者の生産改善、飼料推進について打ち合わせ
12:15 お昼
同行している課長や後輩と食事
13:30 生産者に訪問
推進日によって変わりますが、2~3件くらいが多いです
生産状況、問題点聞き取り、飼料提案の実施
17:00 会議、推進の報告書作成、推進時にもらった生産数値のまとめ
19:00 帰社
20:00 帰宅
23:00 就寝

先輩職員の声

中井 美佳 Mika Nakai

園芸部 花き課
入会3年目 農学部 生物環境科学科卒業

 

早川 優輝 Yuki Hayakawa

生産資材部 肥料農薬課 尾張地域担当
入会6年目 生物機構・機能科学専攻卒業

 

加藤 正樹 Masaki Kato

米穀部 食糧販売課
入会5年目 教育発達科学研究科卒業

 

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