バラ
バラはバラ科バラ属の総称であり、古くから園芸栽培されていることから多くの品種が生まれています。色・形が豊富にあり、一般によく知られる高芯剣弁咲きやカップ咲き、ロゼット咲き(下記写真)など多岐にわたります。
バラは紀元前12世紀に古代ペルシャで栽培が行われていたという記録がありますが、本格的に品種改良が進んだのは19世紀のヨーロッパだと言われています。日本には明治初期に導入されました。洋花のイメージが強い花ですが、実はヨーロッパだけでなく、中近東・北米・中国原産のものや、実は日本原産のバラもあります。花束だけでなく、庭などの園芸で広く親しまれており、世界中で愛されている花の一つです。また常に世界中で品種改良を行っており、毎年新しい品種が生まれています。
華やかなイメージからブライダルやフラワーアレンジ・花束など様々な場面で用いられます。
また、バラの花言葉は本数によって意味が異なると言われており、贈る相手や場面に合わせて本数を決めるのもおすすめです。
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高芯剣弁咲き
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カップ咲き
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ロゼット咲き
あいち産バラの旬
あいち産のバラ
あいち産の出荷量は全国1位。主に切花用としてハウス栽培しており、定番品種から新品種まで様々な品種を栽培しています。農業用のエアコン(ヒートポンプ)や炭酸ガス発生機などを導入し、ハウス内の栽培環境を管理しながら高品質なバラを生産しています。
バラが長持ちする方法
茎を数㎝切った後、すぐに花瓶に活けてください。葉が水につかると水が腐りやすく、日持ちが悪くなる原因になるので下葉は取り除いてください。活けた後は直射日光や空調の風が当たるところは避け、涼しいところに飾ると長持ちします。1日1回を目安に水を取り換えたり、花屋さんで売っている延命剤を使うと、より長く花を楽しめます。また、水は切らさずたっぷりと与えることで、バラに起こりやすい花の根元が折れる「ベントネック」の防止にもなります。
バラが使用される季節の祭事・イベント
生産概要
- 年間出荷数量(本会実績)
- 23,100千本(令和5年度)
- 出荷時期
- 周年
- 主要品種
- 赤:サムライ08 白:アバランチェ
- 主要JA
- JAひまわり、JA愛知みなみ、JA西三河、JA豊橋