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ハクサイ/キャベツ

  •  ハクサイ、キャベツのコナガの発生が多めです。12月の気温が高めに推移する予報となっていますので休眠性のないコナガについては、越冬虫数が多くなり春先からの多発が懸念されます。このため、コナガ発生ほ場では冬季でも防除が必要で、収穫が終了したほ場ではできるだけ早く残渣をすきこみましょう。なお、コナガは各種薬剤に対する感受性の低下が顕著ですので、比較的効果の期待できるBT剤(フローバックDFなど)、アベルメクチン系剤(アファーム乳剤、アニキ乳剤)、スピノシン系剤(スピノエース顆粒水和剤、ディアナSC)やグレーシア乳剤などで防除するとよいでしょう。
                                                        

トマト

  •  トマトではコナジラミ類の発生が多くなっています。主要種のタバココナジラミは、ウイルス病(黄化葉巻病)を媒介しますので、黄化葉巻病の発生も多くなる可能性があります。10月31日には注意報が発表されていますが、12月も気温が高いと見込まれていますので、引き続き注意が必要です。県内ではバイオタイプQが主体となっているものと思われます。バイオタイプQは比較的新しく侵入してきた系統で、先に定着していたバイオタイプBの有効薬剤の中にはバイオタイプQには効かないものもあるので注意が必要です。バイオタイプQにはアベルメクチン系剤(アファーム乳剤、アニキ乳剤、アグリメック)、スピノシン系剤(ディアナSC)などが有効で、ネオニコチノイド系ではスタークル顆粒水溶剤とベストガード水溶剤の効果が期待できます。 葉かび病も発生に好適な気象条件となると見込まれますので、発生がやや多くなると予測されています。施設の換気を図るなどできるだけ湿度を低下させるように管理するとともに、発生園では同一系統の薬剤に偏らないように注意して、ローテーション防除に努めましょう。
                                                         

ナス

  •  ナスではうどんこ病の発生がやや多くなっており、12月も日照不足が予想されているため引き続き発生の多い状況が続くものと思われます。うどんこ病菌も薬剤耐性が発達しやすい病原菌ですので、同一系統の薬剤に偏らないよう、ローテーション防除に努めましょう。ミナミキイロアザミウマの発生は11月下旬は平年並みですが、12月の気温が高めに推移すると、通常の年より密度の減少が鈍る恐れがあります。春先からの多発を防ぐうえでも、今のうちに密度を抑えておく必要があります。ミナミキイロアザミウマは各種の薬剤に対して感受性が低下していますので、効果の認められる薬剤を用い、同一系統に偏らないように注意して防除しましょう。アザミウマ類は花や新芽などの隙間を好みますので、薬剤散布は丁寧に行いましょう。
                            

キュウリ

  •  キュウリではミナミキイロアザミウマの発生が多くなっています。12月の気象予報から、発生の多い状況が続く可能性があります。対策はナスと同様ですが、天敵を導入しているほ場では、天敵への影響も考慮して薬剤を選択する必要があります。有機りん系剤(スミチオン乳剤など)、カーバメート系剤(バッサ乳剤など)、ピレスロイド系剤(アグロスリン乳剤、アーデント水和剤など)、スピノシン系剤(スピノエース顆粒水和剤、ディアナSC)、アベルメクチン系剤(アファーム乳剤、アグリメックなど)、ピロール剤(コテツフロアブル)、METI剤(ハチハチ乳剤)は概して天敵(スワルスキーカブリダニ)に影響が大きいので使用できません。 べと病の発生も多くなりそうです。べと病は発生し始めると急激にまん延しますので、初発を確認したら速やかに防除する必要があります。べと病菌は薬剤耐性が発達しやすく、これまでにPA(フェニルアミド)剤(リドミルゴールドMZなどの成分)、QoI剤(アミスター20フロアブル、ストロビーフロアブルなど)、CAA剤(フェスティバル水和剤、ベトファイター顆粒水和剤などの成分)などで耐性の報告があるので、薬剤の系統に注意し、同一系統薬剤に偏らないような注意が必要です。
                            

イチゴ

  •  イチゴでは灰色かび病の発生が多くなる恐れがあります。施設内の湿度をできるだけ低く保つような管理、罹病果の早期除去、老化葉の摘除などの耕種的防除が重要です。農薬散布に当たっては、薬剤の系統に注意するとともに、株元まで十分薬液が到達するようすることが大切です。また、夕方までには薬液が乾くような時間帯での散布が望まれます。灰色かび病菌も薬剤耐性の発達しやすい菌で、ジカルボキシイミド系剤(スミレックス水和剤、ロブラール500アクアなど)、SDHI剤(カンタスドライブロアブルなど)、QoI剤(アミスター20フロアブルなど)で耐性菌発生の報告があります。系統の異なる剤のローテーションで対応しましょう。
                            

☆農薬は使用する前にラベル等で登録内容、注意事項等を確認してからご使用ください。

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12月の防除ポイント概要
ハクサイ コナガ やや多い
キャベツ コナガ 多い
トマト(施設) 葉かび病 やや多い
黄化葉巻病 やや多い
コナジラミ類 多い
ナス(施設)  うどんこ病 やや多い
ミナミキイロアザミウマ やや多い
キュウリ(施設) ベと病 やや多い
ミナミキイロアザミウマ 多い
イチゴ(施設) 灰色かび病 やや多い
うどんこ病 やや少ない
ハダニ類