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水稲

  • スクミリンゴガイは寒さに弱く、この時期は水田や水路の土中に潜り寒さに耐えています。厳冬期の水田のロータリーによる耕うんは、貝を物理的に破壊するとともに冬の寒さに当てて殺貝する効果があります。多発した水田ではぜひ実施しましょう。貝は深さ6cm程度しか潜りませんので、土壌が乾燥して固い時期にロータリーの回転数を高めて浅くゆっくり細かく耕うんすると効果的です。また、発生が多い地域では、水路の泥上げを地域全体で行うと効果的です。
  • なお、農林水産省のサイト(下記リンクをクリック)にスクミリンゴガイ対策マニュアルや冬期耕うん方法等の動画が掲載されていますので参考にしてください。
  • スクミリンゴガイ対策:農林水産省        

キャベツ

  • コナガは、気温が高かった11月下旬にはやや多く発生しましたが、その後の低温により発生量は平年並の予想です。しかし、本県では屋外でも休眠せずに緩やかに生育し続けますので、この時期に発生があると春先から被害が増加する可能性があります。発生があれば低密度のうちに防除しておきましょう。 
  • なお、コナガはIGR系、ジアミド系薬剤などで薬剤感受性が低下しています。フローバックDF(BT)、アニキ乳剤・アファーム乳剤(アベルメクチン系)、スピノエース顆粒水和剤・ディアナSC(スピノシン系)、モベントフロアブル(※)、ファインセーブフロアブル(未分類)、グレーシア乳剤(イソキサゾリン系)などでは比較的有効ですが、感受性の低下には地域差がありますので、効果が低ければ別系統の薬剤を用いてください。また系統ごとのローテーション防除を心がけましょう。 
  • ※は、テトロン酸およびテトラミン酸誘導体        
   

トマト

  • タバココナジラミの発生量が引き続きやや多い施設があります。また、本虫が病原ウイルスを媒介する黄化葉巻病や黄化病も発生が見られます。タバココナジラミは屋外では越冬できないため病原ウイルスの保毒虫が侵入することはありませんが、施設内で感染株から健全株に伝搬します。発病株はウイルスの伝染源にならないようなるべく除去しましょう。また、コナジラミ類の防除を徹底してウイルスの伝染を絶ちましょう。
  • なお、タバココナジラミの系統のうち本県に多いバイオタイプQは、合成ピレスロイド系やIGR系などで薬剤感受性が低下している場合があります。アファーム乳剤・アニキ乳剤・コロマイト乳剤(アベルメクチン系)、ディアナSC(スピノシン系)、グレーシア乳剤(イソオキサゾリン系)などは比較的有効ですが、効果が低ければ別系統の薬剤に切り替えるとともに、ローテーション防除を心がけましょう。

キュウリ

  • ミナミキイロアザミウマの発生がやや多い状況が続いており、黄化えそ病の病原ウイルス(MYSV)を媒介しますので防除を徹底しましょう。2月以降は日射量の増加によって施設内の気温が高くなりアザミウマが急増しますので、密度が低い今のうちに防除を徹底してください。ただし、各種の薬剤で感受性が低下していますので、防除効果が低い場合は他の系統の薬剤に切り替えるとともにローテーション防除を心がけてください。アザミウマ類を長期間抑制する天敵農薬であるスワルスキーカブリダニ剤(スワルバンカーなど)は感受性が低下する心配はなく化学農薬の使用回数の削減も期待できますが、施設内で農薬を併用する場合は天敵への影響に注意してください。特に、春先の天敵導入を予定している場合は、有機リン系やピレスロイド系など長期間影響が続く薬剤もありますので、今から注意が必要です。薬剤の影響期間が不明な場合は、天敵購入先等に確認してから使用してください。
      

イチゴ

  • イチゴでは、ハダニ類の発生はやや少ない予想ですが、一部で発生の多いほ場があります。春先になって気温が上昇し始めると急激に密度が高まりますので、発生が見られるなら下葉かきを徹底するとともに、薬剤防除を徹底しましょう。ハダニ類は薬剤感受性が低下しやすく効果が低くなった薬剤が多いので、感受性低下が起きにくいエコピタ液剤やサフオイル乳剤などの気門封鎖型農薬をうまく活用しましょう。天敵農薬であるミヤコカブリダニ剤(ミヤコバンカーなど)を利用している場合には、ハダニ類の発生初期に気門封鎖型農薬を発生か所を中心にかけむらがないよう数回散布するとともに、必要に応じチリカブリダニ剤(チリガブリなど)を放飼して密度低下を図る方法があります。また、2月から天敵の放飼を予定している場合には、今のうちに天敵への影響期間が問題ない薬剤による防除を実施し、放飼前のハダニ類の密度を極力低く抑えておきましょう。
              

施設野菜

  • 灰色かび病はトマト、ナス、キュウリ、イチゴなど多くの施設野菜における重要な病害です。すでに一部の施設で発生が見られ、施設ナスでは平年よりやや多く発生しています。本病は比較的低温(20℃前後)かつ多湿条件下で発生しやすくなります。また空気伝染性であり、飛散した胞子は害虫の食害などによる傷や古い花弁が付着した部分、枯死した部分から植物体内へ侵入します。冬から春の施設内は灰色かび病菌の活動に適した多湿条件になりやすいので、施設内の湿度をなるべく低く保つとともに急激な温度変化による結露を防ぐよう、暖房機の温度設定や換気、送風などの環境制御に留意してください。また、下葉の摘葉、発病果や発病葉の除去、トマトなどでは受精後の花弁の摘み取りも有効です。
  • なお、薬剤の感受性低下が起きやすいため、発病初期の予防散布に重点をおくとともに、異なる系統の薬剤によるローテーションを行い同一系統薬剤の多用を避けましょう。
 

☆農薬は使用する前にラベル等で登録内容、注意事項等を確認してからご使用ください。

新着情報

1月の防除ポイント概要
キャベツ コナガ
トマト(施設) 疫病
灰色かび病
葉かび病
黄化葉巻病 やや多い
黄化病 やや多い
コナジラミ類 やや多い
ナス(施設) 灰色かび病 やや多い
ミナミキイロアザミウマ やや少ない
ハダニ類
キュウリ(施設) べと病 少ない
うどんこ病
灰色かび病
ミナミキイロアザミウマ やや多い
イチゴ(施設) 灰色かび病 やや少ない
うどんこ病
ハダニ類 やや少ない