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普通作物

  • 水稲において7月下旬の調査でトビイロウンカが1か所で確認されています。高温少雨傾向が続くと急激に増殖し、坪枯れ被害の発生する恐れがありますので、発生を確認したら速やかに防除しましょう。
  • ダイズではハスモンヨトウの発生がやや多くなりそうです。現状ではまだ特に多くはありませんが、今後高温少雨の状況が続きますと、発生量が急増する可能性があります。白変葉が確認されたら早めに防除しましょう。

果 樹

  • ウンシュウミカンでは、ミカンハダニの密度が春先から高くなっています。盛夏期は高温のため増殖率がやや低下しますが、秋口から再び密度が上昇します。感受性の低下している薬剤が多いので、発生園では各園での感受性の実態を考慮して薬剤を選定したうえで防除しましょう。なお、ミカンハダニに対する天敵の密度抑制効果は大きいので、有機りん剤やピレスロイド剤などの天敵に対して影響の大きい殺虫剤はできるだけ避けるようにしましょう。チャノキイロアザミウマの発生も多くなっています。この時期はがくと果実表面との間の隙間がなくなるため、果頂部を食害するようになります。防除適期は成虫の発生ピークです。第5世代成虫のピークは前年より4〜8日早い8月5日〜13日と予測されています。
  • ナシにおいてもハダニ類の発生が多くなっています。収穫期に入ってきていますので、発生がみられる園ではコロマイト水和剤、スターマイトフロアブル、ダニコングフロアブルなど収穫前日まで使用可能な殺ダニ剤の中から、各園における感受性の実態を考慮して剤を選定し、防除しましょう。
  • 果樹カメムシ類の発生が多くなると予測されます。本年はヒノキの球果が多く、球果で生息するカメムシの頭数も多いことから、果樹園に飛来してくる量が多いと考えられます。ヒノキやスギの球果から新成虫が離脱する時期は、球果の量と新成虫の発生量等により変動しますので、園を見回り飛来を確認したら防除するようにしましょう。特にこれから果実が肥大するカキやカンキツで注意が必要です。なお、カメムシの防除薬剤はハダニ類やカイガラムシ類の天敵に影響の大きいものが多いので、ハダニ類やカイガラムシ類のリサージェンスに注意し、これらの防除も行うようにしましょう。

野 菜

  • キャベツではシロイチモジヨトウの発生が多くなりそうです。ここ数年発生の多い傾向が続いています。キャベツにおいて本虫に登録のある薬剤は一部のBT剤とコテツフロアブルのみですので、ハスモンヨトウ等との同時防除で対応するとよいでしょう。
  • ハスモンヨトウも発生がやや多くなると見込まれています。アブラナ科葉菜類等各種野菜で注意が必要です。一部の薬剤で感受性が低下していますので、IGR剤(ファルコンフロアブル)、マクロライド剤(アファーム乳剤、アニキ乳剤)、スピノシン系剤(スピノエース顆粒水和剤、ディアナSC)、オキサジアジン剤(トルネードエースフロアブル)、セミカルバゾン剤(アクセルフロアブル)、ジアミド剤(プレバソンフロアブル5、ベネビアOD)、ピロール系剤(コテツフロアブル)など感受性の低下していない薬剤で防除しましょう。

花 き

  • 露地ギクではハダニ類が多くなっています。ハダニ類に対して感受性があまり低下しておらず、比較的効果の期待できる薬剤は、アグリメック、カネマイトフロアブル、マイトコーネフロアブルなどですが、ほ場により違いがありますので、それぞれの実情に合わせて剤の選択をしましょう。このほかでは、成虫に対してはトクチオン乳剤、幼虫に対してはポリオキシンAL水溶剤も比較的効果が高い傾向です。薬剤の使用に当たっては同一系統薬剤に偏らないように注意しましょう。

☆農薬は使用する前にラベル等で登録内容、注意事項等を確認してからご使用ください。

今月の防除ポイント概要
イネ いもち病(穂いもち) やや少ない
紋枯病
白葉枯病
もみ枯細菌病
ニカメイガ
セジロウンカ やや少ない
トビイロウンカ やや多い
ツマグロヨコバイ 少ない
斑点米カメムシ類
イチモンジセセリ(イネツトムシ) やや少ない
フタオビコヤガ(イネアオムシ) やや少ない
コブノメイガ
ダイズ ハスモンヨトウ やや多い
オオタバコガ
ウンシュウミカン 黒点病
ミカンハダニ やや多い
チャノキイロアザミウマ 多い
ナシ うどんこ病
ハダニ類 やや多い
ナシヒメシンクイ
モモ モモハモグリガ 少ない
カキ うどんこ病 少ない
カキノヘタムシガ
コナカイガラムシ類
果樹共通 カメムシ類 多い
キャベツ オオタバコガ
シロイチモジヨトウ 多い
野菜共通 ハスモンヨトウ やや多い
キク(露地) オオタバコガ
ハダニ類 多い