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コムギ

  • 今冬は暖冬で気温が高めに推移したことから、コムギの生育は平年よりかなり進んでいるものと思われます。赤さび病の感染好適条件(日平均気温が12℃以上で降雨があること)がすでに2月中旬に出現しています。本病が多発した2015年及び2016年に似た傾向となっており、この先3月も気温が高めで降水量もやや多くなる可能性が高いので、発生量もやや多くなる恐れがあります。適切な肥培管理を行い、発病を見たら早めに防除しましょう。本病の1回目の防除適期は、茎立後〜止葉抽出期となっています。
                                                        

ナシ

  • ナシの黒星病は、初期の発生は平年並みと予測されていますが、例年多発する園では3月中旬までに石灰硫黄合剤あるいは有機銅剤を散布、りん片脱落期から開花前までにICボルドー48Qを散布するとよいでしょう。また、りん片発病芽は開花期までに基部から切除しましょう。
                                                         

モモ

  • モモでは、せん孔細菌病が昨年秋に発生が多かったことから、越冬菌量が多くなっていると予測されます。開花までに銅剤を丁寧に散布して防除しましょう。また、春型枝病斑は見つけ次第剪除し、伝染源を減らしましょう。
                            

ブドウ

  • ブドウでは、昨年黒とう病の発生が多く、罹病枝や巻きひげなどで越冬している菌量が多くなっていることが推測されます。露地栽培では休眠期と新梢伸長期の体系防除が必要です。休眠期防除はできるだけ発芽直前に実施することで効果が高くなります。棚に残っている巻きひげは取り除き、圃場衛生にも努めましょう。
                            

タマネギ

  • タマネギでは白色疫病とべと病は平年並みの発生が予測されています。しかし、この先の天候によっては発生が多くなる可能性もあります。特に、べと病は3月下旬からは越年罹病株からの二次伝染が本格化しますので、その前から定期的に薬剤散布を行って防除しましょう。
          

キャベツ

  • キャベツではコナガに注意が必要です。本年は、暖冬の影響で越冬量が多かったものと推測されます。薬剤抵抗性の発達により防除薬剤が限られてきています。薬剤感受性の状況は地域により多少の違いがありますが、現在、感受性が比較的高い系統はスピノシン系(ディアナSCなど)、アベルメクチン系(アファーム乳剤など)、BT剤(フローバックDFなど)となっています。これらの中でも地域によっては感受性の低下している剤もあります。比較的新しい剤のモベントフロアブル、グレーシア乳剤、ファインセーブフロアブルの効果は安定しているようですが、これらについても同一系統薬剤に集中しないようにすることが大切です。
                                                        

トマト(施設)

  • トマトではコナジラミ類の発生が多くなると見込まれています。秋から発生の多い状況が続いていますが、気温の上昇する3月はさらに多くなる可能性があります。発生が多くなる前に防除を徹底しましょう。タバココナジラミは黄化葉巻病の病原ウイルスを媒介しますので、栽培終了後は保毒虫を施設外に放出させないよう、残渣を持ち出す前にハウスを密閉し、害虫を死滅させましょう。
                                  

イチゴ(施設)

  • イチゴでは、ハダニ類の発生がやや多くなると予測されています。3月は全般に密度が増加してくる時期になります。効果の期待できる薬剤がほとんどないところも見受けられますので、抵抗性の発達しない気門封鎖型の殺虫剤(エコピタ液剤など)と天敵(チリカブリダニ剤)をうまく利用して被害を防ぎましょう。ヒラズハナアザミウマなどのアザミウマ類も発生が多くなると予測されています。特に施設を開放するようになると急増しますので、天敵への影響を考慮しつつ早めに防除しましょう。発生が著しく多くなりそうでしたら、天敵への影響は無視してアザミウマ類の防除を優先しましょう。ヒラズハナアザミウマなど花を好むアザミウマ類は、主に花弁とがくの間などの隙間に潜んでいることが多いので、薬剤散布に当たっては、十分量を丁寧に散布しましょう。
                                                        

☆農薬は使用する前にラベル等で登録内容、注意事項等を確認してからご使用ください。

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3月の防除ポイント概要
コムギ 赤さび病 やや多い
ナシ 黒星病
モモ せん孔細菌病 多い
ブドウ 黒とう病 やや多い
キャベツ コナガ やや多い
タマネギ 白色疫病
ベと病
トマト(施設) 疫病
灰色かび病
葉かび病
コナジラミ 多い
ナス(施設) うどんこ病
灰色かび病
すすかび病 少ない
ミナミキイロアザミウマ
キュウリ(施設) ベと病 やや少ない
うどんこ病 やや少ない
灰色かび病 やや少ない
ミナミキイロアザミウマ
イチゴ 灰色かび病
うどんこ病 やや少ない
ハダニ やや多い
アザミウマ類 多い