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普通作物

  • コムギの赤かび病の防除適期は出穂期から開花期ですので、できるだけこの時期に合わせて防除しましょう。出穂期以降曇雨天や湿度の高い気象条件となったら、7〜10日後に2回目の防除を行いましょう。

果 樹

  • ウンシュウミカンではそうか病の発生が多くなりそうです。越年罹病葉の見られる園では発芽後速やかに薬剤散布を行い予防しましょう。発病を認めてからの防除では手遅れになる恐れがありますので、予防に重点を置くことが大切です。ミカンハダニは3月上旬の発生がやや多い状況であったことから、発生園では97%あるいは98%マシン油乳剤を希釈倍数に注意して散布しましょう。
  • ナシでは昨年赤星病の発生がやや多かったことから、今春の発生がやや多くなると見込まれています。開花期から満開30日後の防除は特に重要ですが、この時期は黒星病の重要な防除時期でもありますので、両病害に効果の高い薬剤を用いるようにするとともに、薬剤の系統に注意して異なる系統の薬剤を輪番で用いるようにしましょう。特に落花期は最も重要な防除時期ですので、スコア顆粒水和剤、インダーフロアブル、フルーツセイバーなど効果の高い薬剤を散布するとよいでしょう。
  • モモでは、昨年秋の台風の影響でせん孔細菌病の発生が多くなりました。このため越冬菌密度が多くなっていると考えられます。春型枝病斑は見つけ次第切除して園外に持ち出し処分しましょう。薬剤による防除の適期は、発芽前と開花始期ですが、発生園ではその後も10〜14日間隔で防除する必要があります。ストレプトマイシンを含む農薬は使用できる収穫前日数が長いので、使用時期に注意しましょう。
  • ブドウでは黒とう病の発生が多くなると見込まれます。昨年の発生が多かったため、越冬菌量が多いと推測されるためです。結果母枝や巻きひげで越冬した菌は春先に降雨が続くと分生胞子を形成し、これが雨水とともに飛散して伸長中の新梢に感染します。一次伝染が行われる頂芽2〜3葉展葉期の予防散布が最も重要ですが、その後は二次伝染も加わり新梢伸長中は感染が続きますので、袋かけまで定期的な薬剤散布が必要です。

野 菜

  • タマネギではべと病の発生は平年並みと予測されていますが、3月には注意報も発表されているように越冬菌量が多いと考えられます。降雨日が多くなると、発生が多くなる恐れがあります。気象予報に注意し、降雨が続くようであればその前に薬剤を散布して予防しましょう。
  • 施設栽培のナスではうどんこ病の発生がやや多くなっているほ場があります。例年4月は本病の発生が多くなる時期です。まん延してからでは防除が困難になりますので、発生をみたら速やかに防除しましょう。うどんこ病菌は薬剤耐性が発達しやすいので、薬剤の作用機構に基づいた系統分類を調べ、同一系統薬剤に偏らないように注意しましょう。ハダニ類の発生もやや多くなっています。地域やほ場による違いはあると思われますが、多くの薬剤で感受性が低下しています。効果の見られる薬剤を選び、ローテーション防除をすることが大切です。気門封鎖型の農薬を組み込むなどにより、同一系統薬剤の使用回数を極力抑えるような対応が望まれます。
  • イチゴではハダニ類の発生は全般的には平年並みですが、一部では多発ほ場も見られ増加傾向にあるようです。気門封鎖型の殺虫剤(ピタイチやエコピタ液剤など)と天敵(チリカブリダニ剤等)をうまく利用して被害を防ぎましょう。天敵を利用しているほ場では、天敵への影響を考慮して薬剤を選択し、できるだけ天敵の効果を長持ちさせるような薬剤の使用に心がけましょう。

☆農薬は使用する前にラベル等で登録内容、注意事項等を確認してからご使用ください。

今月の防除ポイント概要
イネ いもち病(苗いもち)
コムギ うどんこ病
赤さび病
赤かび病 並(やや早い)
ウンシュウミカン そうか病 多い
ミカンハダニ やや多い
ナシ 赤星病 やや多い
黒星病
モモ せん孔細菌病 やや多い
モモハモグリガ
ブドウ 黒とう病 多い
果樹共通 カメムシ類
タマネギ べと病
トマト(施設) 灰色かび病
ナス(施設) うどんこ病 やや多い
灰色かび病
すすかび病
ハダニ類 やや多い
ミナミキイロアザミウマ
キュウリ(施設) べと病
うどんこ病
灰色かび病 やや少ない
ミナミキイロアザミウマ
イチゴ(施設) 灰色かび病 少ない
うどんこ病 やや少ない
ハダニ類 少ない