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普通作物

  • コムギの生育は、今冬の気温が低く推移したことから平年より遅れています。このため赤さび病の発生もやや遅くなると思われますが、3月に入って気温が上昇し定期的に降雨があることから、急に発生し発生量が多くなる可能性があります。適切な肥培管理を行い、発病を見たら早めに防除しましょう。

果 樹

  • ナシの黒星病は、昨年秋の発生がやや多かったことから、今年も春季の発生はやや多くなると予想されています。多発園では3月中旬までに石灰硫黄合剤あるいは有機銅剤を散布、りん片脱落期から開花前までにデランフロアブルかICボルドー48Qを散布するとよいでしょう。また、りん片発病芽は開花期までに基部から切除しましょう。

野 菜

  • タマネギではべと病の発生に注意が必要です。越年罹病株からの二次伝染は3月下旬から本格化します。二次伝染が始まる前に薬剤散布を行って防除しましょう。なお、越年罹病株は、葉が黄化、萎縮してねじ曲がり、葉身上には全面に分生胞子を形成するのが特徴ですので、注意深く観察し見つけ次第抜き取ってほ場外で処分しましょう。
  • トマト、ナス、イチゴでは灰色かび病の発生がやや多くなると見込まれます。気温の上昇で暖房機の稼働が少なくなるとともに、曇雨天の日が多くなると、灰色かび病の発生には適した環境になります。まん延してからでは防除が困難になりますので、できるだけ結露を防ぐような管理が望まれます。
  • トマト葉かび病も発病に適した環境が適温22℃、湿度90%ですので、灰色かび病と同様に、この先発病が多くなる可能性があります。下葉の葉裏から発生してきますので、薬剤散布に当たっては、葉裏にも十分薬液がかかるように丁寧に散布しましょう。
  • キュウリではべと病の発生に注意しましょう。換気を図り系統の異なる殺菌剤を輪番で用いることにより防除しましょう。
  • ナスとキュウリのミナミキイロアザミウマも発生がやや多くなると見込まれます。3月の気温が平年より高くなると予測されていることから、急激に密度が高まる恐れがあるためです。ミナミキイロアザミウマは多くの薬剤で感受性の低下が見られていますが、地域や施設によって状況は異なりますので、それぞれで効果の見られる薬剤を用い、同一系統薬剤に偏らないよう薬剤の系統に注意して防除しましょう。
  • イチゴのハダニ類は、施設により発生状況が異なりますが、全体として増加してくる時期になります。効果の期待できる薬剤がほとんどないところも見受けられますので、抵抗性の発達しない気門封鎖型の殺虫剤(粘着くん液剤やエコピタ液剤など)と天敵(チリカブリダニ剤)をうまく利用して被害を防ぎましょう。

☆農薬は使用する前にラベル等で登録内容、注意事項等を確認してからご使用ください。

今月の防除ポイント概要
コムギ 赤さび病 やや多い
ナシ 黒星病 やや多い
モモ せん孔細菌病
ブドウ 黒とう病 やや少ない
キャベツ コナガ
タマネギ 白色疫病
べと病 やや多い
トマト(施設) 疫病
灰色かび病 やや多い
葉かび病 やや多い
ナス(施設) うどんこ病
灰色かび病 やや多い
すすかび病
ミナミキイロアザミウマ やや多い
キュウリ(施設) べと病 やや多い
うどんこ病
灰色かび病
ミナミキイロアザミウマ やや多い
イチゴ(施設) 灰色かび病 やや多い
うどんこ病 少ない
ハダニ類 やや多い