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農薬情報

病害虫図鑑

水稲のカメムシ害虫
水稲の害虫
園芸作物の害虫
水稲のカメムシ害虫

クモヘリカメムシ

名称
クモヘリカメムシ
発生時期
7月から9月に多発。
特徴
堤防、畦、高速道路ののり面のチガヤに多発する。斑点米の原因にもなる。愛知県で確認。

イネカメムシ

名称
イネカメムシ
発生時期
イネ出穂期
特徴
体長は12〜13mm。年1世代。越冬成虫はイネ科雑草で生活し、イネが出穂すると水田に移動してくる。産卵盛期は8月上旬。主に夜間に活動する。毎年決まって発生することはなく、突発的に発生する。斑点米の原因となる。

トゲシラホシカメムシ

名称
トゲシラホシカメムシ
発生時期
イネの出穂期以降収穫期まで
特徴
体長は4.5〜6mm。年2世代。越冬成虫は、4〜5月から活動し、スズメノカタビラ、スズメノテッポウ、クローバ、オオバコ、ヨモギなどで生活し繁殖、7月に第2回成虫が出現する。7月下旬以降にイネが出穂すると水田に侵入し吸穂する。9月には第3回成虫が出現し、その後越冬地に移動する。畦畔や通路が雑草が繁茂しているほ場で発生が多い。水田への侵入は主に歩行によるので、畦畔沿いでの発生が多い。斑点米の原因となる。

ホソハリカメムシ

名称
ホソハリカメムシ
発生時期
イネの出穂期以降収穫期まで
特徴
体長9〜11mm。年2世代。越冬成虫は、4月頃から活動し、スズメノカタビラやスズメノテッポウ、カズノコグサ、ヒエ類、タデ類、ハルジオン、ヒメジョオン、ムギなどに寄生、その後イネが出穂すると水田に飛来する。水田に侵入しても周辺の数条にとどまることが多い。斑点米の原因となる。

クロアシホソナガカメムシ

名称
クロアシホソナガカメムシ
発生時期
出穂期以降(特に登熟初期〜中期)
特徴
体長7.5mm。年2〜3世代(推測)。越冬後、チガヤやヒエの群生地に飛来、繁殖し、その後イネの出穂期に水田に移動する。知多半島、渥美半島、三河湾沿いなど海岸線に沿った地域で発生が多い。もみ殻を貫通して吸汁できないので、内外頴の隙間等から吸住していると考えられる。斑点米の原因となる。

アカスジカスミカメ

名称
アカスジカスミカメ
発生時期
出穂期以降収穫期まで
特徴
体長5〜7mm。年4〜5回程度発生。イタリアンライグラス等イネ科植物の穂に産下された卵で越冬。越冬後これら植物で繁殖し、成虫が水田に飛来する。水田への侵入は第1世代成虫が多い。イネ科雑草(牧草)やトウモロコシ、ヒメジョオンを好むので、これらの繁殖地に近接する水田で発生が多い。ヒエやホタルイ等の雑草の多い水田も発生が多くなる。斑点米の原因となるが、頂部の被害が多い。

アカヒゲホソミドリカスミカメ

名称
アカヒゲホソミドリカスミカメ
発生時期
出穂期以降
特徴
成虫の体長は5.5mm前後。体は細長く緑色をした小型種。イタリアンライグラスなどのイネ科植物の葉鞘内部で卵越冬する。モミ割れを起こした穂で多くなる。

水稲の害虫

ツマグロヨコバイ

名称
ツマグロヨコバイ
発生時期
年4回発生し吸汁被害は秋に多くすす病を併発する。
特徴
卵はバナナ状で葉鞘組織内に塊として生まれる。イネ萎縮病を媒介する。

イネミズゾウムシ

名称
イネミズゾウムシ
発生時期
アメリカからの侵入害虫。田植えから発生し7月に成虫。
特徴
被害は幼虫による根の食害。幼虫は山間部で多く、平野部で少ない。幼虫は体長8mmで土繭を根に作る。

コブノメイガ

名称
コブノメイガ
発生時期
越冬はできいないので7月に九州南部や海外から飛来する。
特徴
イネの葉を左右から縦に折り曲げ筒状に綴り、その中で葉を食害する。被害は7月から9月頃まで見られ8月中旬頃特に多い。

トビイロウンカ

名称
トビイロウンカ
発生時期
6〜7月に海外から飛来する。8月から9月に短翅型が急激な密度上昇を起こし、9月に被害が発生する。
特徴
被害は坪枯れとなる。最近では愛知県では発生していない。

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)

名称
スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)
発生時期
5月から8月。
特徴
越冬は水田や用水路の土壌中。
母貝は植物、コンクリートの壁に400粒を卵塊として産みつける。深水管理の水田ほど被害が大きい。

園芸作物の害虫

アオムシ(モンシロチョウの幼虫)

名称
アオムシ(モンシロチョウの幼虫)
発生時期
5月〜6月に多発し、秋にも発生する。
年5〜6回の発生。
特徴
加害はアブラナ科野菜で、キャベツは最も被害が大きい。

オオタバコガ(幼虫)

名称
オオタバコガ(幼虫)
発生時期
年3〜4回の発生で、被害は盛夏から初秋にかけて多い。蛹で越冬。
特徴
寄主範囲は広くウリ科、ナス科、アブラナ科その他多くの野菜、花卉を食害し特に果菜類の場合には果実内に潜り込むため被害はきわめて大きい。幼虫の体色は変異が大きく、タバコガと類似しているが、タバコガはナス科のみに加害する。

シロイチモジヨトウ(幼虫)

名称
シロイチモジヨトウ(幼虫)
発生時期
年間約5世代で幼虫越冬の可能性が高い。
特徴
主にネギを加害する。ふ化幼虫は表皮を食害した後、短時間で葉内に潜入する。成虫は夜間に飛来し、1雌当たり1,000個を産卵する。

ハスモンヨトウ(幼虫)

名称
ハスモンヨトウ(幼虫)
発生時期
西南暖地では年5〜6回発生するが春から夏は少なく7月以降から増加し、9月以降多発する。
特徴
卵は数100粒が卵塊として産みつけられ、黄色の鱗毛で覆われている。ふ化幼虫は分散せずにいるため、被害葉は発見しやすい。極めて多食性のため、多くの作物を加害する。

タマナギンウワバ(幼虫)

名称
タマナギンウワバ(幼虫)
発生時期
年4〜5回発生し秋季に多発。
特徴
アブラナ科野菜を主体にゴボウ、ニンジン、ダイズを加害し山間に多い。休眠はなく、幼虫は体長40mm程度で、歩行はシャクトリムシ状である。成虫には明瞭な2対の銀色の紋がある。

アオクサカメムシ

名称
アオクサカメムシ
発生時期
成虫で越冬し、6〜7月に豆類に産卵。8月と9月の2回成虫が発生し、吸汁加害する。
特徴
大型のカメムシであるため吸汁被害は大きく、ダイズでは収穫皆無もある。

ミナミアオカメムシ

名称
ミナミアオカメムシ
発生時期
4月上旬〜11月上旬
特徴
体長♂11〜14mm、♀14〜17mm。体色に変化がある。アオクサカメムシによく似ており、特に幼虫は外見上では区別できない。年3〜4世代。越冬成虫は4月上旬から活動を始め、麦、アブラナ科植物、タデ科やイネ科の雑草に飛来して産卵。第1世代成虫は6月頃から発生し、マメ科、イネ科植物、ナス科作物(ナス、トマト、ピーマン等)などで繁殖し、9月下旬〜11月上旬に越冬場所へ移動する。ダイズでの被害が大きいが、イネや果樹、野菜でも被害がある。

チャバネアオカメムシ

名称
チャバネアオカメムシ
発生時期
4〜11月
特徴
体長10〜12mm。年2〜3世代(推定)。4月中旬頃から活動し始め、各種植物の花や実、新梢に寄生、吸汁する。5月〜6月はサクラやクワの実によく飛来する。一部は移動の途中にウメやモモ、ナシの幼果を加害する。7月以降はスギ、ヒノキ、サワラなどの成熟した球果に集まり産卵する。幼虫は5齢を経て成虫になるが、新成虫の発生量が多かったり、食餌の球果が少ないと果樹園への飛来が多くなり、カキ、ミカン等が加害を受ける。晩秋には山林周縁部に移動し、落葉下で越冬する。

クサギカメムシ

名称
クサギカメムシ
発生時期
ナシ、ウメでは5月下旬、モモでは6月上中旬、カンキツでは7月中旬以降に飛来が多い。
特徴
体長15mm。年1世代。4月上旬〜5月上旬をピークに5月末ごろまでに越冬場所を離れ、付近の樹木(イチイガシ、マツ、サクラ、スギ等)に集合した後、分散する。産卵は5月末頃から(ピークは6月中旬〜7月上旬)果樹園外の種々の樹木(キリ、クサギ、スギ、ヒノキ等)で行われる。山間地の家屋、作業小屋などの建物の隙間や大木の樹皮下で集合して越冬する。