先輩職員の声
園芸部 花き課 西部花き担当
日比 敏之
Toshiyuki Hibi
2009年 4月入会 経済学部 経済学科卒業
現在の業務
みなさんは、愛知県の「花」の生産量が全国1位ってご存知ですか?愛知県は全国でも有数な花の生産地であり、輪菊については全国シェア3割以上となっているほどです。園芸部花き課はそんな愛知県で生産された花を市場や量販店などへ販売していくお仕事です。花の販売は、ほとんどが市場でセリにかけられ販売されています。セリでの販売は価格が決まっていないため、需要や景気に左右されてしまいます。そのような状況の中で、私の仕事は、1円でも花を高く売るためにどうしたら良いかを考えることです。そのためには、花の販売状況の変化等、新しい情報を常に把握しておくことがとても大切です。市場担当者と情報交換し、お客様が求めている花のニーズを掴んだり、他産地の視察に同行し新しい品種や生産方法等の情報収集をおこなっています。そのような生の情報を元に、生産者やJA担当者には消費者に求められている花のニーズ等を、市場担当者には産地での花の生育状況等を報告し生産計画や販売施策を決めています。生産者の収入に直結するため責任の重い業務ですが、生産者から「ありがとう」と言葉をもらうと、この仕事をしていてよかったなあと思います。
これまでの業務の中で大変だった事、嬉しかった事
<カーネーションの担当>
入会2年目に母の日カーネーションの担当となりました。カーネーションの取扱量が一気に集中するため、2ヶ月も前から準備を始めます。それでも、出荷手配のミスやパートさんの業務管理等初めての事で本当に大変でした。しかし、やり遂げた時の達成感は忘れられません。同時に、安心してしまったのか風邪を引いたのを今でも覚えています。
<生産者からの言葉>
以前新しい販売方法を提案した生産者さんに「日比君がいなかったら農業をやめていたわ」と言われ、とても嬉しかった事があります。人の役に立つことが自分のやりがいに繋がると実感しました。
経済連を選んだ理由
特別な理由はありませんでしたが、伯父が農業を営んでいることもあり農業に興味があったことが経済連を選んだ理由の一つです。
就活生へのアドバイス
難しいかもしれませんが、興味のある会社で実際に働いている人と個人的に話が聞けると良いと思います。実際の現場での、やりがいや困難な事など生の声を聞いてみてください。自分の想像との違いを実感することで、面接での受け応えが現実味をおびてきたり、入社してからのギャップも少なくなると思います。
先輩職員の1日
6:30 | 起床 |
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8:45 | 出勤 メールのチェックや本日の予定を確認 |
10:30 | 資料作成 報告書や会議資料の作成 |
10:45 | 移動 会議やほ場巡回のため車で移動 |
こういう場合は、昼食は車の中で済ませます | |
13:30 | ほ場巡回 畑の巡回をおこない、生育状況や今後の出荷動向を把握 |
15:30 | 定例会 部会(同じ花の種類を作っている生産者のグループ)の |
定例会に参加し、生産者やJA担当者と情報交換を実施 | |
17:00 | 打合せ 会議後にJA担当者と打合せ |
今後の部会の方向性について意見交換をおこないます | |
18:30 | 定例会 月に数回生産者やJAの夜の会議にも出席します。 |
20:00 | 帰宅 夜の会議後は事務所に帰らず直帰します。 |
24:00 | 就寝 |