ぎんなん
イチョウは、活きた化石と言われるほど大昔からある樹木で、雄木と雌木があり、実がなるのは雌木だけです。ぎんなんは、イチョウの樹になる実の中の殻に包まれた胚乳種の部分のことを指します。久寿(きゅうじゅ)・藤九郎(とうくろう)・栄神(えいしん)・喜平(きへい)などの品種があります。
あいち産ぎんなんの旬
あいちのぎんなん
愛知県は全国1位の出荷量を誇り、江戸時代から続く産地である稲沢市祖父江町を中心に生産しています。丸形で大粒、実の詰まった高品質なものを出荷しています。
ぎんなんの成分・効能
ぎんなんは、良質なたんぱく質に加え、カロテン・ビタミンCやミネラルが豊富です。古くは、漢方薬として民間療法にも使われていました。
ぎんなんの選び方
- 大粒で、粒全体が丸みをおびているもの
ぎんなんの保存方法
殻を割らずに冷蔵庫で保存してください。長期保存(3カ月程度)する場合は、殻を割らずにポリ袋に入れ冷凍庫で保存してください。
生産概要
- 年間出荷数量(本会実績)
- 776t(令和5年度)
- 主要品種
- 久寿・藤九郎
- 主要JA
- JA愛知西
祖父江ぎんなん(JA愛知西)
木曽川がもたらした肥沃な大地で育つイチョウの樹から採れる「祖父江ぎんなん」は、大粒でもっちりとした食感が特徴で、東京の一流料亭でも高い評価を得ています。 ぎんなん特有の香りとほろ苦さは、日本の秋の味覚として是非味わいたいものです。 また、ぎんなんの実は9月~10月は美しい翡翠色、その後は鮮やかな黄金色と季節によって色を変えて目も楽しませてくれます。
こだわりのぎんなん、販売時期などはJAタウンでご確認ください。