チンゲンサイ
中国野菜の中で日本の風土と食生活にピッタリあった野菜です。
昭和47年ごろ日本で栽培されるようになり、今では1年中出回り、日本の野菜として定着しています。クセのない淡泊な味とシャキシャキとした歯触りが特徴です。
あいち産チンゲンサイの旬
あいちのチンゲンサイ
あいちのチンゲンサイは、暖房器具などを使用しない無加温ハウスにより周年栽培しています。
有機肥料をたっぷり使い、化学合成農薬や化学肥料を減らした栽培に取り組んでいます。県内の多くの産地でエコファーマーの認定を受けるなど、安全・安心なチンゲンサイの出荷を実践しています。
チンゲンサイの成分・効能
チンゲンサイに豊富に含まれるβ-カロテンは抗発がん作用や免疫力をアップさせる作用で知られています。体内でビタミンAに変化して、皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあると言われています。
ビタミンCも多く含まれるため、風邪予防や美肌効果も期待できます。
このほか、ナトリウム(塩分)を排泄し高血圧やむくみの予防に効果的と言われるカリウムや、骨や歯を生成する上で欠かせないカルシウムなど、ミネラルも多く含まれています。
チンゲンサイの選び方
- 葉の幅が広く、緑が濃くてツヤのあるもの
- 茎が幅広く肉厚で、根元までピンとしているもの
チンゲンサイの保存方法
霧吹きで全体を湿らし、新聞紙で包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存してください。いたみやすいので、できるだけ早く料理に使いましょう。
生産概要
- 年間出荷数量(本会実績)
- 1,374t(令和5年度)
- 主要品種
- リューロン、四季三昧
- 主要JA
- JAあいち中央