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あいちの野菜

ミニトマト

トマトを改良した1品種群で、小粒の果実と、甘味の強い味わいが特徴です。日本では、昭和50年代後半ごろから市場に出回るようになり、生産も急速に拡大しました。露地栽培の旬は7月から9月ごろですが、施設栽培が主流で周年安定供給されます。別名で「プチトマト」とも呼ばれますが、どちらも和製英語です。
定番の赤く丸形のもの以外にも、黄色やオレンジ、緑色、楕円形や洋なし形、プラム形など、さまざまな品種があります。近年は、高糖度のフルーツトマトも多く出回っています。

ミニトマト

あいち産ミニトマトの旬

あいち産ミニトマトの旬

あいちのミニトマト

栽培面においては、養液栽培や環境制御といった最新技術の導入が進んでおり、品質や生産性の向上につながっています。
人気の高糖度系や様々な色味のカラー系など、バラエティに富んだ品種・ブランドを栽培しています。

ミニトマトの成分・効能

鮮やかなトマトの赤色は目を引きますが、この赤色の成分はリコピンで、有害な活性酸素を除去する抗酸化作用があり、老化の進行を抑制するほか、がんや動脈硬化の予防に有効であると言われています。さらにリコピンは、熱に強く、煮たり焼いたりしても抗酸化力が低下しにくいという長所があります。また、コラーゲンの生成を促すビタミンCも豊富なため、美肌効果が期待できます。そのほかにも、体内のナトリウムの排出を促すカリウムや、食欲を増進させる働きがあるクエン酸などが含まれており、多くの効能がある野菜のひとつです。
ミニトマトは大玉のトマトに比べて、カロテンやビタミンC、カリウムなどが豊富で、小さな実にギュッと栄養が詰まっています。

効能
老化抑制効果
ガン予防
美肌効果
動脈硬化予防
食欲増進

ミニトマトの選び方

  • 皮に色むらがなく、表面に艶があるもの
  • へたが濃い緑色で先までピンと伸びているもの

ミニトマトの保存方法

常温よりも冷蔵庫など冷暗所で保存した方が長持ちします。

真っ赤に熟したもの
ポリ袋などに入れ冷蔵庫へ。
青味の残った未熟なもの
2~3日常温で保存すると追熟して甘みが増します。追熟後は冷蔵庫へ。
カットしたもの
乾燥しないようにラップなどで包み、冷蔵庫へ。
冷凍する場合
水洗いして水気をしっかりふき取り、丸ごとラップで包み、さらにビニール袋に入れて冷凍庫へ。赤く完熟したものを丸ごと冷凍すると、水で洗うだけで皮がするりと剥けるため、ソースや煮込み用に便利です。
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生産概要

共販対象面積(ha)
120.7ha(令和2年度)
年間出荷数量(t)
11,802t(令和2年度)
主要品種
小鈴系(CF小鈴、小鈴FC等)、千果系(千果、ペコ、CF千果)、アイコ
主要JA
JAあいち海部、JAひまわり、JA豊橋、JA愛知みなみ

こだわりブランドのご紹介

「麗」・「美」・「愛(めぐみ)」(JA豊橋)

ブランド商品画像 ブランド商品画像

通常に比べて極力「水」を控えて栽培した高糖度ミニトマトです。糖度によってブランド名を変えて販売しています。
『麗』…9度・『美』…8度・『愛(めぐみ)』…7度

あまえぎみ(甘恵黄味)(JA豊橋)

ブランド商品画像

通常に比べて極力「水」を控えて栽培した、食味にこだわったカラーミニトマトです。色の種類はイエローやオレンジ、グリーンなどがあります。

アイコ(JA愛知みなみ)

ブランド商品画像

肉厚で酸味が少なく、甘みたっぷりのプラム型のミニトマトです。