あいち産のご紹介 あいちの園芸

あいちの果物

秋を代表する果実である柿は、古くから栽培されていて、「古事記」や「日本書紀」にも登場します。世界中どこでも「KAKI」で通じます。
また、産地毎に品種や出荷時期が異なり種類も豊富です。

柿

あいち産柿の旬

あいち産柿の旬

あいちの柿

愛知県の「次郎柿」と「筆柿」は全国1位の出荷量を誇ります。次郎柿は完全甘柿で、固めでシャキッとした独特の歯ごたえがあり、甘味とコクがあることが特長です。主に東三河地域を中心に栽培されています。
また、「筆柿」は不完全甘柿のため、光センサーで甘果・渋果を選別しています。甘柿には、甘さのしるしであるゴマ(黒い斑点)が詰まっていて糖度が高く、歯ごたえが良いことが特長です。主にJAあいち三河で栽培されています。

柿の成分・効能

柿には栄養が豊富に含まれており、「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われるほど栄養価が高く、健康食品として優れています。
鮮やかなオレンジ色を作り出しているカロテンは抗ガン作用が注目されています。また、ビタミンCの含有量は柑橘類を上回るほど含まれます。このビタミンCとタンニンが血液中のアルコール分を外へ排出し、豊富なカリウムの利尿作用により、酔い覚めを促進するため、二日酔いに大きな効果が期待できます。
さらに、柿に含まれているタンニンの一種シブオールには、血管を強くして血圧を下げる働きがあり、高血圧や脳卒中などの予防効果が期待されています。  

効能
高血圧予防
利尿作用

柿の選び方

  • ヘタのところまで果皮全体に赤みがかっていて、ツヤとハリのあるもの
  • ヘタが鮮やかな緑色で、ヘタと実の間にすき間のないもの
  • 果実に重量感があるもの

柿の保存方法

冷暗所に保存。低温にすると、水分の蒸発を抑えることができるので、短期間ならそのまま冷蔵庫に入れてかまいません。

生産概要

年間出荷数量(t)
3,241t(令和2年度)
主要品種
次郎柿、筆柿
主要JA
JA愛知東、JAひまわり、JA豊橋、JAあいち三河

こだわりの柿、販売時期などはJAタウンでご確認ください。

JAタウン「あいちゴコロ」