すいか
夏を代表する果実であるすいかの原産地は、南アフリカのカラハリ砂漠とする説が最も有力です。4000年前にはすでにエジプトで栽培され、種を食用に、砂漠地帯では水代わりの飲料として珍重されました。
江戸時代に「水瓜」と書かれましたが、現在は「西瓜」と書きます。中国で西域から伝わった「うり」の意味で名づけられました。なお、英語ではウォーターメロンと言います。

あいち産すいかの旬
あいちのすいか
ハウス、トンネル、露地栽培を行い、主に6月~7月にかけて出荷しています。糖度を上げるために水分量を調整して栽培しています。また、すいかの下に緩衝剤を敷き定期的に玉を回して色ムラが出ないような工夫も行っています。

すいかの成分・効能
ビタミンC、A、カリウム、リンゴ酸、アルギニン、ベタイン、リコピンが含まれているため、疲れ目回復、口内炎、扁桃腺炎予防、心臓病強心効果、利尿効果、高血圧改善効果などが期待できます。
すいかの選び方
- 形の良い球形で大きめの玉のもの
- 果皮の色が濃緑でツヤが良く、網状模様が鮮明なもの
- 片手に持ち果実の肩の部分を軽くはじいた時に、乾いた低い音で持つ手に振動が伝わるもの
(鈍い音がすれば空洞がある可能性が高いです) - カットしたものは、空洞や果肉のくずれが無いもので、皮の薄いもの

すいかの保存方法
カットしたものは、鮮度が落ちやすいので購入後はなるべく早く召し上がってください。やむを得ず保存する場合は、冷蔵庫で保存してください。
生産概要
- 年間出荷数量(本会実績)
- 3,472t(令和5年度)
- 主要品種
- 祭ばやしシリーズ、貴ひかり
- 主要JA
- JA愛知みなみ、JA豊橋、JAあいち豊田
こだわりのすいか、販売時期などはJAタウンでご確認ください。