そんな愛知県では、JAあいち経済連や県、花の関係団体で「花の王国あいち県民運動実行委員会」を設立し、県内で生産されている花の中から毎月１つを「今月のあいちの花」と定めてPRしています。

県庁をはじめ市役所やセントレア、駅などで毎月の花が飾られており、JAグループとしても、名古屋市中区のJAあいちビルのエントランスに飾ってPRしています。


◆１１月のあいちの花は「ガーデンシクラメン」
小型のシクラメンを元に育成されたガーデンシクラメンは、寒さに強く、霜が降りても枯れにくいのが特長。色や形(八重咲き・フリンジ咲きなど)の種類が豊富で、寒い季節のガーデニングに彩りを添える花として人気があります。


◆ＪＡ豊橋の農家さんに、お話をうかがいました！

今回ＪＡあいちビルに展示したガーデンシクラメン(右側写真)は、JA豊橋管内で育てられたものです。

シクラメンの花は葉の多さに比例するそうで、農家さんは「葉同士が絡んだり重なったりしないよう手で整え、株の根元に日がよく当たるようにして、葉をしっかり育てています」とのこと。この作業、"葉組み"と言うそうですが、1鉢1鉢すべてのシクラメンを整えるのはとっても根気がいりそう・・・。手間ひまかけて大事に育てられているんですね！

赤、ピンクを初め白や紫、複色など様々な色があることも知ってほしいと話し、 「ガーデンシクラメンならではの丈夫さと手軽さを活かしてぜひいろいろな寄せ植えを作ってみていただきたいです！」とすすめてくれました♪