「梅雨」と呼ぶ理由
梅の花が咲くのは一、二月。六月はちょうど梅の実が黄色く熟す季節。その時期の雨だから「梅雨」と呼ぶのだと言われています。この名称は中国からきたと言われ、揚子江流域の風物をうたった詩の中にでてきます。

「梅雨入り」「梅雨明け」
 「入梅」は六月十一日か十二日ですが、これは立春から数えて百三十五日目にあたる暦の上での雑節です。気象庁では、前後数日間の天気経過と予想を比較し、晴天から曇雨天へ移り変わる中間の日を「梅雨入り」とします。近畿地方では六月上旬から中旬あたりです。太平洋高気圧が夏にかけて強まり、オホーツク方面の気温も高まるにつれて「梅雨前線」は衰え、待望の「梅雨明け」となります。この間、約一か月半です。

ジメジメとした梅雨は、カビや雑菌、害虫が発生しやすい季節です。食中毒を予防するためにも衛生管理し、清潔で健康的な住まいにしましょう。

対策に・・・
■ダニ・・・防虫シート
■カビ・・・塩素系カビ取り剤(塩素系漂白剤)

●ダニ対策
※ダニの繁殖条件
・温度:20〜30℃  湿度:60〜80%
・ホコリ、フケ、食物のカス、カビなどのエサがある。
・畳、カーペット、家具の後ろにホコリがたまっている。(卵を生める場所)

その1 換気をよくする
ダニを防ぐには換気をよくして湿度を下げることです。閉めきった部屋はダニ繁殖の場となります。

その2 畳やカーペット、布団は太陽に干す(布団乾燥機をかける)
干すだけではダニは死にませんが、湿度を下げてくれます。畳はなかなか外に干せません。その場でたたみどうしをたてかけ風通しをよくするのも効果的です。もちろん天気のいい日に窓を開けるなどして部屋の通気もよくしながら行なってください。

その3 掃除機をマメによくかける
ダニのエサとなるホコリ、フケ、食物のカスだけでなくダニやダニの死骸、フンを吸い取ります。カーペット、座布団、布団、毛布などもシッカリかけてください。一番効果的な対策です。

その4 畳やカーペットの下に防虫シートを敷く
これで約1年間ダニを寄せつけません。発生してしまっている場合でも畳の上に防虫シートを敷き詰め1ヵ月ほどそのままにしておけばほとんど駆除できます。(上から置く場合は縁をテープなどで止めてください)


●カビ対策とカビ取り
※カビの繁殖条件
・温度:5〜45℃(20℃以上が盛んになる)  湿度:60%以上
・ホコリ、汚れ、塗料などの栄養源がある。

その1 換気をよくする
カビを防ぐには換気をよくして湿度を下げることです。空気をよどませないようにします。窓を開けたり、換気扇を回し、エアコンや除湿機で除湿をします。浴室は、浴槽の水は流すかフタをしておきます。水分はできるだけ残さないこと!

その2 掃除する
栄養源となる「汚れ」を取り除くためきれいに掃除しましょう。

その3 防カビスプレーをかける
カビの生えやすいところに2〜3ヵ月ごとに防カビスプレーをしておきます。

その4 カビ取り
塩素系カビ取り剤が効果的です。殺菌して、漂白してカビをとる効果があります。使用法は塗ってしばらくおいておきます。こする必要はありません。ただし最後に必ず水洗いか水拭きして下さい。(換気はよくして行なってください)
※注意:布壁紙、和室の京壁、繊維壁は、塩素系カビ取り剤を使うとそこだけ色が抜けてしまいます。アルコールで殺菌するぐらいしか方法がありません。


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