2016年08月15日 お知らせ

「今月のあいちの花」 8月は"クルクマ"

◆あいちは日本一のお花の産地!

愛知県は花の産出額が全国第一位!
菊やバラなど種類別にみても全国で一番のものがたくさんあります。
そんな愛知県では、JAあいち経済連や県、花の関係団体で「花の王国あいち県民運動実行委員会」を設立し、県内で生産されている花の中から毎月1つを「今月のあいちの花」と定めてPRしています。

県庁をはじめ市役所やセントレア、駅などで毎月の花が飾られており、JAグループとしても、名古屋市中区のJAあいちビルのエントランスに飾ってPRしています。


◆8月のあいちの花は「クルクマ」

クルクマは、熱帯アジア原産のショウガ科の球根植物です。花弁に見える部分は苞(ほう)で、ピンク色や白を中心とした美しい色が特長です。実際の花は、苞の間に小さく咲きます。夏の仏花として出回っていますが、最近はブライダルやフラワーアレンジメントでも利用されています。

県内の市町村別の算出額順位は、1位碧南市、2位愛西市です(平成26年産、愛知県園芸農産課調べ)。

今回、JAあいちビルに展示したクルクマ(右側下写真)は、JAあいち中央管内で生産された「シャローム」という品種です(写真)。

 

 

◆同JA碧南クルクマ部会の農家の方に、栽培のこだわりなどをうかがいました!

クルクマの栽培は、まず初期の球根の選別が重要で、「夏にきれいなクルクマをみなさんに届けるには、前年の年末頃に掘り取りをおこない、良い球根を選別するところから始まる」といいます。その後の生育を大きく左右する工程なんだとか!

また、栽培・収穫は暑い時期のため「水管理は特に気をつけています。ほ場の状況を毎日確認しながら乾燥しすぎないようこまめに水をやっていますよ」と教えていただきました。

クルクマは暑さに強く、夏場でも切り戻しをしてもらう事で長い期間楽しむ事が出来るお花です。

夏は、お花を飾るのを躊躇してしまう方も、今年はクルクマを楽しんでみてはいかがでしょうか♪