カラー

カラーは、江戸時代末期にオランダから日本へ伝わったと言われています。当時はオランダから来た芋という意味で「阿蘭陀海芋(オランダカイウ)」と呼ばれていたそうです。
カラーと呼ばれるようになったのは、カトリックのシスターの衣服の襟(カラー)に似ているためや、ギリシャ語で「美しい」という意味の「calla」から由来したなどと言われています。
皆さんがカラーの花と思われているのは、実は植物学上の分類からすると「苞」と呼ばれる部分で、葉が変化したものです。苞の中心部にある黄色い棒状の部分がカラーの花となります。
カラーといえば、ブライダルブーケ用の花材としても人気があり、白色を連想される方が多いと思いますが、品種改良が進んだ現在では、黄色、ピンク、紫なども出回るようになりました。
カラーには、湿地で育つも湿地性カラーと畑地で育つ陸性カラーがあります。湿地性カラーの代表がウエディングマーチで陸性カラーには、クリスタルブラッシュなどがあります。
主要産地紹介
早尾花卉組合は、愛知県の西端の愛西市にあり、木曽川の下流域のデルタ地帯で農地のほとんどが海抜0m以下の低湿地帯です。こうした立地条件を利用し、昭和20年代に水生植物のカラーの栽培を開始。現在では、カラー、ハナショウブの3大産地(千葉・熊本)のひとつとなっています。
当組合では、木曽川用水や豊富な地下水を利用したかけ流しによる灌水を行ったり、ビニルハウスで年間16℃の伏流水を利用した保温方法によって暖房機をほとんど使用しない、環境にやさしいカラー栽培に取り組んでいます。
収穫してしっかりと水揚げしたカラーは、苞にしわが入っていないかなど品質の最終確認をして丁寧に箱詰めをし、毎週日・火・木曜日にJAあいち海部 花きセンターから出荷しています。
主な品種
ウエディングマーチ
クリスタルブラッシュ
花言葉
愛情、無垢、清楚、乙女の清らかさ、壮大な美、清浄など
産地紹介
主要JA:
JAあいち海部(愛西市)早尾花卉組合
栽培農家数:19戸
作付け面積:約550ha.
出荷量:57,200千本
出荷時期:9月中旬〜5月中旬ごろ
カラーを買ってきたら
水の中でハサミで茎を切る水切り方法で水揚げをして花器にいけてください。また茎の水につかる部分に、爪楊枝などで穴を数箇所あけるとより長持ちします。








